シンプルに毎日を楽しく

できるだけシンプルに毎日を楽しく過ごすのが理想です

食器を手放す

ずっと心がモヤモヤしている時、原因がわかっている場合はいいのですが、何か分からないとき。

そんなとき私の場合は【いつも使っている場所に原因がある】ことが多いです。

それが今は「食器棚の中」です。

開けてお皿を出すたびにモヤモヤして、それが鬱積されてる感じです。

そう。使っていない食器が多いのです。というのも私が結婚するとき住み始めた家は主人の実家がかっこつけて言うのならセカンドハウスとして所有していた家でした。なのである程度の家具もあり食器もありました。

結婚するまで家を出たことがなかった私は食器や調理器具もどれくらいの数がいるのかなどさっぱり分からず、新しい食器で新婚生活をなんていう願望もなかったので、綺麗でまだ使えるならと食器はそのまま使い始めました。

生活をスタートさせてしばらくして、使う食器はいつも同じそしてほとんどの食器を使っていないことに気づきました。そりゃそうですよね。主人は5人家族で私たちは二人、ほとんど不要なわけです。ただその時使っていた食器棚は大きなものでそれだけの食器が入っていても特に問題はありませんでした。

ただ引越しを機に食器棚を小ぶりなものに買い替えたため、ほとんどの食器を義母に返すことにしました。ただ返す食器を選別している時期は娘に手がかかる時期と重なっていて、ちゃんと選別したつもりがまだまだ食器は残っていて、それが最近になってなんかモヤモヤする原因だったようです。

というわけで食器を手放すことにしました。

ただここでちょっと待ったをかけたのが主人です。主人は以前の職場で出張が多く身軽にカバン一つで津々浦々を行っていたため、物をあまり持たないほうが楽だということを知っている持ち物の少ない人です。なのに食器を手放すことには反対、というのは数を減らしたのにやっぱり足りなくなってまた買い足すことになると思う、自分は使っていて減らしたほうがいいとは思わないとのこと。

どうしようかなあ、どうやって説得したらいいのか、としばらく悩んでいました。でもふと気づきました。

「自分も頻繁に使ってはいるけれど、管理はしていないから状況はよく分からない。だからなくなったら不安だ。それに母親が買ったものをわざわざ処分しなくても」

という思いがあるんじゃないかなあと。

主人は家事をほぼ何もしません。食事も食べるの専門、食器を出しておかずを入れることも食洗機から食器を片づけることもしません。なので普段どれくらいの食器を使っているか、なんて興味がないし考たこともないと思います。

主人が食器棚に唯一用事があって自ら取るのはコップと娘の食器だけなので、これは究極なのですが普段全く使っていない食器がなくなったところで気が付かないのではないかなと。

もちろん減らす食器は1つや2つではないので、空間ができた食器棚の変化にいずれ気が付くと思いますが、その時は少し整理して別の場所に置いてるよと言えばそれで終わるんじゃないかなと。

主人はマザコンではありませんし、私も義母が選んだ食器だから処分したいとかいうのではなく、ただ単純に食器を手放してもう少しゆとりのある食器棚にしたいんです。

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とりあえずずっと気になっていたのだけ出してみました。奥の白い楕円形のお皿は端が欠けていたため処分します。手前の湯呑は結婚するときに「ないと困るから」と実母が買ってくれたのですが、一度も出番がありませんでした。持病再発防止のため緑茶を飲まないようにしているので、緑茶の葉っぱすらない我が家ではお客様が来ても紅茶かほうじ茶を出しています。そのため湯呑の出番がなかったのです。

これらを出したことで、奥行きにゆとりが出たので前の食器をどかして奥の食器を取らなくてもよくなりました。
でも理想としてはもう少しスカスカでもいいくらい。まだ納得がいかなかったので食器棚の写真はなしです。

ついでに娘の哺乳瓶や離乳食期に使用していた製氷皿なども処分しました。