おにぎり

夜に炊いたごはんが余ったときは、ラップに四角く包んで冷凍していました。
ただ少し時間に余裕があったので、おにぎりを握ってみることに。

これが大正解。
仕事が終わって帰る道には何かと誘惑が多く、カレー屋さんの香りや、お弁当屋さんの揚げ物の香り。
ちょっと疲れたときの空腹には、やたらおいしそうに感じるのです。
でもその誘惑に負けて食べてしまうと、満たされた気持ちと同時に満腹になり過ぎて眠気と戦いながら、夜ごはんの支度をしないといけなくなります。
満腹でのごはんの支度ほど、はかどらない仕事はありません。
何を作ってもおいしそうには見えず、味見してもなんだかよく分からず。

なので、たまには誘惑に乗っかりますが、頑張って自転車をこいでとりあえず家に帰ります。
そこに｢おにぎり｣があれば、ほっと一息つきながら食べるも良し、食べながら夜ごはんの支度するも良しかと。立ちながら食べるのはお行儀悪いですが、こぼす心配の少ないおにぎりの特権ですよね、ということにしておこう。
そして私は塩多めの海苔がしっとりしてるほうが好きです。なんだか懐かしい感じがするんですよね。
コンビニのおにぎりならパリパリ海苔がいいです。
写真のおにぎりもなんだか微妙な三角ですが、こういうのも手作りならではでいいかな思ってますが、写真載せるならもうちょっと良い形にすればよかった。

おにぎりの便利さに気付いてからは夜ごはんの残ったごはんで握ったり、朝炊いて握ったりと楽しんでいたら、主人が｢僕も食べたい｣とのこと。
こどもが産まれてからは、たまーにしかお弁当を作らなくなってしまい、しかも最近は忙しくお昼を食べられないときもあるらしく、おにぎりがあれば助かると。
もっと早く言ってくれれば良かったのにと思いましたが、子育てで夜中も起きたりしてる私を見て言えなかったそうです。優しさなのか私が怖かったのかどっちだろう、前者ということにしておこう。