お気に入りの一冊
活字が恋しくなる時期が突然やって来ます。
そうなると図書館に行きます。借りて延長してまでも何回も読む本があります。今までに何冊もはないですが、そういった本は購入します。
ちなみに購入した本はこちら。
あきらめない 働くあなたに贈る真実のメッセージ (日経WOMANの本)
- 作者: 村木厚子
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2011/11/25
- メディア: 単行本
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事件のことはあまり覚えておらず、この本を読んで初めて詳しく知りました。と言ってもこの本は事件中心の内容ではなく「働くお母さん」について書かれています。
村木さんの激務ぶりには驚かされますが、みんな一生懸命こどもを育てていることに変わりはないんだなあと思います。
私が働くにあたって親を頼るのはギリギリ限界が来てから、という思いをより一層強めてくれたのはこの本です。
私は仕事で月に何回か夕方から夜にかけて娘を保育園に預けています。最初はそこまでして働く必要があるのかという思いがありました。でも職場で急な退職があり空いてしまった穴をみんなで埋めようと頑張っているのに、私だけできないとは言いたくなかったし、私もできるだけのお手伝いはしたかったんです。
主人は夜ごはんを保育園で食べさせるのはかわいそうだから、義母に預けてはどうかと言っていました。でも私はそれはしないと言い切りました。
娘の通う保育園は無認可なので夜勤のある方のこどもさんの宿泊保育にも対応しています。そのため絶対何時までにお迎えに行かないと怒られるとか、外に放り出される(これはないですね)ようなことはありません。お昼ほどではないですが、こどもは何人か常にいますし夜ごはんも食べさせてくれます。それに保育士さんも夜専従の先生とかではなくお昼と同じなので、娘もよく知っているので泣いたりもしません。
私はこういう理由もあって夜診察も働くことを決めました。保育園に問題が生じていれば正直に話して夜は働かなかったと思います。
本に書いてある村木さんの子育てに際してのベビーシッターの利用の仕方などは、激務ゆえにかなりぶっ飛んでますが、そうしてでも仕事をしたかった思いも分からなくはないです。
仕事をしていなくても、子育てをしている人に勇気を与える一冊だと思います。